2013年12月14日土曜日

忘年会

街は忘年会のシーズン賑やかです。
昨日も大いに食べ、騒いでまいりました。
最後はパセラでカラオケ(笑)
石原裕次郎さんと化した先輩方と
ユーミンと化した私(笑)
カラオケ何年ぶりかな(笑)
最終近くまで飲んで、大笑いしてまいりました。

忘年会は宗教的意味付けや特定行事様式の無い日本の風俗の一種
年末にその年の慰労を目的として執り行われる宴会は東アジアに多く
英語文化圏においてはクリスマスと対比させた非宗教的な行事と理解され
特別無いらしいです。

台湾では尾牙(ウェイーヤ−)
台湾の尾牙は組織が社員一年間の労をねぎらうイベントです。
日本の忘年会はたいてい、飲んで食べて、場合によっては歌って、という感じですが、台湾の尾牙のメインは、くじ引き!
景品は豪華な電子機器などから現金(商品券、株券などの場合もあり)まで
功労賞や残念賞など色々な賞が設けられます。
台湾の庶民にとっては、くじ引きがなければ尾牙にあらず!ですって(笑)

中国には、「忘年会」という習慣はありません
多くは、「新年会」「聯歓会」等未来に向かって頑張ろう!というイベントばかり
考え方の違いが出てきますね〜。

日本での忘年会のルーツをたどると、
一年の疲れをとり、嫌なことを忘れるという意味で、忘年会が開催されています。
いやなことを忘れるというのは、元来仏教思想からもたらされている考え方で
中国では、数多くの異民族との辛い悲しい戦争の歴史の中で、
言葉に出来ないような想いが多く存在し、辛い思いを口に出すよりも、
前向きに進んでいくことのほうが大切という考え方が価値の根本にあるようです。

人よりも早く前に出て、自分の利益、家族の利益を獲得したいという
前向発想になっているようです。
そういう意味で中国の忘年会は家族で行う年夜飯
大晦日に家族が家に集まり年夜飯という御馳走を食べます。
料理の内容がこれまた前向きで
余暇やお金が余るようにと願いを込め余〔Yu2〕と同音の「魚」
吉が多いようにと吉利の吉〔Ji4〕と同じ音の「鶏」
来る年はさらにいい年であるようにと「年年高昇」〔Nian2 Gao1〕と同音の「年糕」(お餅)など縁起のよい名前の料理が並べられ家族全員で頂きます。

韓国ではソンニョンフェ、ソンニョネ(송년회/送年会)
年末に行われる宴会。日本で言う忘年会です。
韓国では「年を忘れる」というネガティブな表現を嫌い「送年会」と言うそうです。

同じ「忘年会」でもその目的は東アジアでも大きく違うものですね。
さあ!本日は楽しい仲間と合同の忘年会
午後から準備で出陣。
楽しんできます!



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