2015年1月18日日曜日

レッドリスト

先日見晴らしのいいカフェでお茶をしておりまして
ふっと一瞬、ワープ!
携帯電話を持ったビジネスマン
ベビーカーに子どもを載せて買い物袋をさげ足早に歩くママさん
黙々と歩く中年女性が
スクリーンショットのようにパタパタパタと同時に見え
一瞬何だこりゃみたいになりました。
目が回ったわけでもなく、一瞬真空みたいに音無しの世界へワープ
脳のシナプスネットワークが
チョット違う所に一瞬つながっちゃったのか
皆黙々とどこかに向かって歩いていました
当たり前か(笑)

先日、君は特別天然記念物か特別危惧種だね〜と言われまして
え?なにそれ。
褒められてるの?呆れてるの?引いてるの?
と質問した所、褒めていると
意味分かんないな〜(笑)

ゼツメツキグシュ〜?って何?と思い
iphoneで調べてみましたら
絶滅危惧種とは、野生の生き物が対象で絶滅の危機にある生物種と書いてある
野生ェ〜!私はイリオモテヤマネコかそれともニホンツキノワグマ(笑)
何だかよくわかりませんが・・・。

ここで一つ疑問が
特別天然記念物と特別危惧種ってどう違うのか?
わからない。
家に帰りネットで調べてみましたら
絶滅危惧種は名前のとおり絶滅が危惧される生物が対象
生息数がとても重要。
特別天然記念物は「後世に残すべき記念物」であって
後世に残すべきと判断されれば生息数は関係ない
と書いてありました。
なるほど。
また一つ利口になりました。(笑)

環境省は、絶滅のおそれのある種を的確に把握し、
一般への理解を広める必要があるので
レッドリスト(日本の絶滅のおそれのある野生生物の種のリスト)と
いうのを作っていて(恥ずかしながら知りませんでした)公開しています。

凄いデーター料でリンクをクリックすると指定されている絶滅危惧種が
分類群別にCSVでダウンロードして見られます。
またこれを纏めたレッドブックというものが存在します。
レッドデータブックとは、絶滅の危機に瀕している野生動植物の名前を掲載し
その危機の現状を訴え、個体や生息地などの保護
保全活動に結びつけようという目的で出版されている報告書です。
多くの人が膨大な時間をかけて作っているこの資料
植物版もありました。
凄いな〜日本

レッドブックか〜。
アマゾンで検索したらあるある
地域別の物も出ておりました。

チョット興味をそそったのが
地名レッドデータブック
昔の地名は今のどこをさすのか調べることができ
特定の地域の歴史や場所等を調べる場合にとても役立ちますね。

レッドデータは自然保護団体や研究者の共同作業でまとめられています。
国際自然保護連盟(IUCN)が1966年に、
世界の絶滅のおそれのある野生生物をレッドリストとして
初めて公表したのが始まりと書いてありました。

100年前には1年で一種
そして1975年には1年間で1000種
今では1年間に4万種以上の生物が絶滅しているとされています。

IUCNが出しているレッドデータブックによると、
ほ乳類では約20%、両生類では30%がすでに絶滅危惧種になっていらしく
近い将来「絶滅危惧種」になると予想される生物は、
ほ乳類で49%、鳥類では、77.7%
人間が今のままの生活を続けていると
そう遠くない未来には
地球上から、ほとんどの生物が消えてしまうかもしれない。

あと20〜30年たって、我がお孫様が子どもを動物園に連れて行った時
いったいどれくらいの動物が動物園にいるんだろう?
ちなみに、オランウータン ゴリラ チンパンジー
ゾウ アリクイ サイ シマウマ バク フタコブラクダ
クマ パンダ ラッコ 虎 ライオン 豹
はIUCNに絶滅危惧種として指定されており
更なる保護が求められています。

動物園の顔勢揃いです
深刻な問題です。




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