2013年4月13日土曜日

STマーク

今週は目が回るような一週間で気がついたら金曜日
早すぎる〜♪

今週は私がファンの商品企画の方との打ち合わせがありものすごく楽しかった。
肩書きが『おもちゃコンサルタント』
とにかく話が盛り上がる!

彼もこだわりが強く、いい商品を生み出す事に燃えている熱い人だ。
色々な企画で盛り上がり、きっと我々の『OS(オペレーションシステム)』は
同じだと言うことになり大笑い。
現在一緒に進めているのは子供用のものです。

子どもが使うものを企画するのにあたり
大切なのはまず、安心、安全
次がデザイン、仕様

そこで必須なのが
みなさんも一度は見たことのある日本玩具協会の『STマーク』です。
協会が指定する検査機関において検査を行い玩具安全基準(ST基準)に
パスした玩具に付けられる『STマーク』。

サンプル検査を受検し、検査に合格した玩具ついて「STマーク」の表示が認められます。
ST基準適合検査の実施(検査機関)と事故の際の賠償補償制度から成り立っており
玩具安全基準は対象年齢が14才までの子供用玩具に適用されます。

詳しいことは
http://www.toys.or.jp/st/st_tebiki.html#ST_seido

玩具安全基準「ST2002」に基づいて3つの項目について検査をしています。
機械的および物理的特性の検査ではおもちゃの形状や強度に関する検査を行っています。おもちゃの先端が鋭くケガをする恐れがないか?子どもの喉に届かないか?

可燃性の検査では子どもが身に着けるものについて、使用してはいけない材料(セルロイド等)が使われていないか、また燃えやすい「材質」ではないかを調べます。

化学物質の検査ではおもちゃの材料に有害な物質が使われていないかを調べ
厚生労働省が定める食品衛生法の基準の他、EN71(ヨーロッパの玩具安全基準)
なども検査項目として取り入れています。

またSTマーク付玩具で万一事故が起こった場合に、被害者に対して必要な
賠償等を行えるように、また、一方で消費者の事故補償を確保するため、
STマーク制度では、企業が支払う損害賠償に対する補償制度を設けています。
ST マーク使用許諾契約を締結する事業者は、日本玩具協会が運営する
PL賠償補償等の共済制度への加入が義務付けられています。

基準と仕組みを作る事はほんとうに大変な時間と労力が必要で
子どもたちが安全に遊べるように
大人が安心して子どもに玩具を与えられるように
先人達が情熱を持って作った基準です。
素晴らしいですね。
感謝です。

子どもの玩具を企画する場合には
この基準をパスするおもちゃを作る事はとても大切です。
私達のようなモノづくり企業が活用しやすい仕組みが提供されています。
ありがたいことです。

さあ!
大人が安心して子どもに与えられる楽しいもの
また子どもの頃にワープして考えよ~と!












0 件のコメント:

コメントを投稿